負け犬の遠吠え

情けなくてもかっこ悪くてもこれが私 

歳月


月日は流れて

あんなにも苦しかったことが

嘘のように

何もなかったかのように


海はそこに在って

波の音も同じく

風の匂いも一緒

変わってしまったのは
 
自分 

全て 最初から

なかったかのように

時の流れに置いてきぼり

確かにそこにあったはず

何を探しに

ここまで来たのかな。

風の匂いは

あの時と同じ