木々のざわめきの中で 蝉も幾重にも重なり合って 鳴いている みんなが球場で歓喜している頃 森に佇む ひとり 同じ感情を味わえない廃れたココロ それでいいと いいんだと 自分にウソをついて どうにもならない夏の日を やり過ごす 時が過ぎるのを待つだけ

夜明け前を散歩する のが、好き この世に自分だけ という感覚 でも、もうすぐ朝が来る